top of page

重ねることで、生まれるもの。

7 日前
読了時間: 1分

一枚の布を裂く。

細くなった布を編みながら、 


ひとつ、またひとつと

フリルのような重なりを生み出していく。


同じ布であっても、

裂け方は少しずつ違う。


ほどける糸も、


揺らぎの向きも、


光を受ける場所も違う。


だから私は、


すべてを同じ形に整えようとはしません。


編んだ表情は、ありのままに。

そこにこそ魅せられる、

どこか凛とした空気感を宿して。


そうして編み進めるうち

幾重もの重なりが生まれる。


そこには


一枚の布では存在しなかった

光と影が現れていきます。


KASANE / Collar|かさね


裂くこと。

編むこと。

重ねること。


重ねるということは、

ただ増やしていくことではなく、


異なるものが出会い、

それぞれの表情を残したまま、

新しい景色をつくること。


人が重ねてきた時間も、

きっと同じなのかもしれません。


今日までのひとつひとつが重なって、

今の自分をつくっている。


何ひとつ同じ重なりのない、

ひとつのかたち。


KASANE / Collar


纏う人の時間の上に、

また新しい景色が重なっていきます。



最新記事

すべて表示
藍の時間を宿す。二度とはない、ひとつ。

藍の生葉染め。 深く濃い藍色へと染め重ねていく 「藍建て」とは異なり、 生葉染めは、 摘み取ったばかりの瑞々しい藍の葉を使って染めるもの。 そこから生まれるのは、 どこか光を含んだような、澄んだ青。 新鮮な葉がある季節にしか出会えない、 藍の生命そのものを映したような色です。 この布を染めたのは、 以前、私自身が育てていたタデ藍。 育った葉を摘み、 そのときにしか宿せない青を布へ移しました。 現在

 
 
 

コメント


© 2015-2026 toromeco.All Rights Reserved.

  • Facebook Social Icon
  • Instagram Social Icon
toromecoLINE_QR.png
bottom of page