top of page


咲く。裂く日々から。
検索


白い虹の、架け橋
霧の向こうに 大きな白い虹が現れました。 白虹。 初めて見るその姿に、 ただ、ただ、 ありがとう、と思いました。 これまで歩いてきた道には、 うまくいったことも、 遠回りしたことも、 立ち止まった時間もある。 けれど、 過去の経験は ひとつも無駄になることなく、 次の場所へ向かうための 足もとになっているのかもしれない。 布を裂き、 編む。 手から手へと受け継がれてきたものを見つめること。 過去から未来へと紡がれてきた手仕事を深め、新しい表現へとつないでいくこと。 それもまた、 時代と時代のあいだに 橋を架けることなのだと思う。 霧の中に現れた 白いアーチを見上げながら、 これまでの私と、 これからの私のあいだにも、 ひとつの橋が 架かったような気がしました。 つくること。 表現すること。 伝えること。 作家として歩いてきた時間を土台に、 その先へ。 「進んでいいよ」 そう言われたわけではないのに、 なぜだかこのとき、 そんなふうに受け取りたくなった朝。 だから、感謝。 これまでにも。 これからにも。 そして、 この空に出会えたことにも。 過去か
10月4日読了時間: 1分


名もない青、暁の空
夜がほどけ、 光が満ちていく。 暁の空。 頭上に残る 朧げな月。 そっと 朝のはじまりを見守っている。 迎えた空は、 名もない青。 名はなくとも、 誰のもとにも 同く訪れる朝。 今日がいちばん幸せ。 そう思えたなら、 月も安堵に包まれて、 そっと 姿を消していく。 そんな、 暁の空。
9月5日読了時間: 1分
bottom of page