
継ぐということ。
8月28日
読了時間: 2分
ものづくりの中で生まれた、
遠州織物の小さなハギレ。
一枚では、
何かをつくるには小さすぎる布もあります。
けれど、
その一片にも色があり、
織りがあり、
触れたときの質感があります。
まだ、美しい。
その布を細く裂き、
ひとつを、またひとつへ。
結び、つなぎ、
少しずつ編み重ねていきます。
長い一本の布を編むよりも、
ずっと時間のかかる仕事です。
けれど私は、
その小さな布がつながり、
やがてひとつのかたちになっていく時間が好きです。
裂いたことで生まれるほつれも、
ところどころに現れる結び目も、
不規則に重なる柄も。
整えすぎず、
その布が持つ表情として残していく。
そうして生まれた作品を
TSUGI
と名づけました。
「継ぐ」。
それは、
布と布をつなぐこと。
そしてもうひとつ、
役目を終えようとしていたものを、
次の時間へと手渡していくこと。
小さな一片だった布が、
誰かの装いの一部となり、
また日々をともに歩いていく。
捨てずに使う、ということだけではなく、
そこにあったものを受け取り、
新しい価値へとつないでいく。
それが、
toromeco REWOVENで
私がかたちにしたいことのひとつです。
from one life to another.
ひとつの命から、
また次の命へ。



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