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白妙に宿るもの。

白妙に宿るもの。

9月21日
読了時間: 1分

白、とひとことで呼んでも、


そこには

いくつもの白があります。



光を受けた白。


影を含んだ白。


やわらかな生成り。


布が重なることで生まれる、

わずかな濃淡。



裂いた布を

ひとつ、またひとつと重ねていくと、


それぞれの白に

光と影が生まれます。



ほどける糸も、


不揃いな布の端も、


整えすぎることなく

そのままに。



光と影のあわいに

白が幾重にも重なる。



それはまるで、


白妙の空のように。



同じ白でも、

同じ景色にはならない。


裂くたびに、


編むたびに、


そのときだけの

揺らぎが生まれていく。



二度とは生まれない、

ひとつの白。



BREATH / 白妙。



その名に宿したのは、


色ではなく、


光と影のあいだに生まれる

白の景色です。




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