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忘れものと、朝のラッキー。

忘れものと、朝のラッキー。

9月4日
読了時間: 2分

今朝は雨から始まりました。


普段は自転車で行かせるところ、少し体調を崩しているので、車で送ってやろうと声をかけて出発し、しばらく走ったところ、


「あ、忘れものした」

筆箱を忘れてきたとのこと。

家に取りに戻ると遅刻になるし。


と、迷った瞬間、大通り、左の視界に見えたコンビニ。


忘れ物をしたことにここで叱っても、本人の登校への気持ちが落ち込み、朝のスタートとしては決して相応しくはないなと思い、


「あー、ラッキー!あそこにコンビニあるよ」

と急いで方向を変えて向かう。


消しゴム、シャープペン、赤ペンだけを買って、無事に送り届けました。


忘れ物が多いのならば、敢えて失敗を経験し、そこから学び成長させることも大切だとは感じています。


けれど、いつも同じ対応が正しいわけではない。

その日の体調や表情、心の余裕。


目の前にいるその人が、今どんな気持ちでいるのか。


それを見ながら、心に寄り添うこともまた、大切なのだと思います。


彼は繊細な性格なので、失敗を長く忘れられず、自分を責めることで自己肯定感を下げてしまい、なかなか積極性を持てないところも気掛かりのひとつ。


少し甘いとは感じていますが、今日は彼の体調や様子をみて、そう判断しました。


忘れたことにまず自分を責めてしまって、落ち込んだ表情は変わらず。


すぐに「ありがとう」が出てこないようなので、


「ありがとうって言えた方がいいね。お母さんにどうってことではなく、すぐに対応してくれたコンビニの店員さんにも、脇から車を入れさせてくれた人にも、って感じ。こうやってラッキーだったことにも感謝だよ」


というと、


「ありがとう」と。


失敗を叱ることだけが、成長につながるわけではない。


心に寄り添ってもらった経験が、いつか誰かの心に寄り添える力になることもあるのだと思います。


とにかく、今日は運が良かったことに感謝。


金曜日。


今日も気持ちよく過ごしてもらえたらいいなと、彼の背中を見送りました。

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