
霞に宿るもの
10月15日
読了時間: 1分
朝、
遠くの景色が
霞に包まれていることがあります。
山も、
木々も、
空との境目も、
いつもより少しだけ
やわらかく見える。
そこにあるものは
何も変わっていないのに、
光や空気をひとつ隔てるだけで、
景色はまったく違う表情を見せてくれる。
BREATH「霞」をつくるとき、
思い浮かべたのは
そんな景色でした。
白とも、
灰とも、
淡い紫とも言い切れない色。
異なる色や質感の布を裂き、
ひとつひとつ編み、
重ねていく。
境界をつくらず、
それぞれの色が
少しずつ溶け合うように。
布を裂くと、
まっすぐではない布端や、
ほどけていく糸が生まれます。
私はその布に生まれた表情として
残しています。
揺らぎも、
曖昧さも、
そのままで。
霞が景色の輪郭を
そっとやわらげるように、
異なるものが重なり合う
その「あわい」に、
新しい景色が生まれる。
手首をめぐり、
ときには
髪の上で揺れる。
纏う人とともに、
また新しい景色へ。
BREATH|SAKINUNO ART BRACELET
霞|KASUMI
物語とともに、
日々をめぐる裂き布アート。
共にある、というかたち。




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